Heartful Days

そんなわけで昨日の続き。タイトルに関連する内容は後ほど。
まほらばのネタばれあるので注意。



ひょんな事から、手元にSpectraNaviとeye-one display2があるので、
ハードウェアキャリブレーションに対応しているLCD2690WUXiをキャリブレーションしました。
これやったからと言って表示画質が劇的に上がるわけではありませんが、
2690の性能をフルに発揮させる為、また自作印刷本を作ったり何かと印刷する機会が多い時はとても多いので、
色合わせを重視する為…と、せっかく対応してるのだから…ということで。
まぁ、普段は滅多にプリンタ使ってませんがw



デフォルトで用意された目標値でキャリブレーションしても良いのですが、
それだと自分が今まで使ってきた設定とかけ離れすぎるので手動で輝度やらコントラスト比を設定。


キャリブレーション作業は簡単で、目標値を設定し、eye-one display2を↑の写真のようにモニタ中央に配置。
開始ボタンを押すと、eye-oneの画像がモニタ上に表示されるので、それに合わせればOK。
そして実行ボタン押せば、あとは自動ですべてやってくれます。



キャリブレーション結果は以下の通りです。




白色点は、以前からのモニタ設定のをeye-oneで測定。約6000kでした。
モニタ上での輝度(明るさ)は現在0。元から1.3で使っていたので0でも問題無しです。
コントラストは50。コントラスト比はネイティブ設定にし、結果は387:1。
これで以前自分が設定していた状態とほぼ同じような見え方です。






ガンマカーブがここまで綺麗に揃うとはビックリです。
でも、元々のガンマ値もそれほど乱れてはいませんね。


試しにMP610でハピヅキフルカラーの表紙をマット紙で印刷してみましたが、
用紙の質感で見え方が若干変わるものの、色合いはモニタ上と殆ど一緒でした。
ただ、プリンタの方も設定がいるようなので、後で設定してまたテスト印刷してみます。



ついでに、FlexScan S2410Wもキャリブレーションしました。
こちらはeye-one付属のEye-One Match 3というソフトにて。
これも目標値を設定してeye-oneを配置してスタートすればすべて自動でやってくれます。
2690との違いは、ソフトウェアキャリブレーションだということ。
2690の設定に合わせたので、色域範囲の差はあるものの、色合いは2690にかなり近くなりました。



詳しくは以下のサイトにてどうぞ。
やった本人もそんなに詳しくありませんのでw


http://www.eizo.co.jp/products/ce/management/monitor/index.html