Intuos4を簡単にレビュー





ちょっと時間掛かってしまいましたが、Intuos4で1枚絵を描いた後の感想と製品紹介を。


くどいようですが、Intuos2の描画不具合により、ちょうど発売されたばかりのIntuos4を購入しました。
発売日にPC周辺機器を買うのはこれが初めてかも。
購入したのは、Intuos4 PTK-840/K0。



サイズなどの詳細はワコムのIntuos4公式ページにてどうぞ。

Wacom | ワコムタブレットサイト | Intuos Pro





↑はスリーブケース状になっており、外すと「Intuos4」と書かれた箱が。




開けると、色んな国の言葉で「すべてはここから始まる。」というIntuos4のキャッチフレーズ?が。




更に開けていくとグレーの袋に包まれたタブレット本体らしきのが!


なんかこの写真だけブレ気味…




タブレット本体を取ると、ペンがちょこんと置かれてました。




本体とペンが入ったプラトレイ(?)を取ると、ラバーグリップ、USBケーブル、
ドライバCD-ROMとカラーペンリング、説明書などが入ったケース、
そして替え芯収納可能なペンスタンドが入ってました。Intuos4にはマウスは付属してません(別売)
ま、マウス別売でその分値段が下がってるなら自分はそれがいいです。
FAVOもIntuos2もマウスは殆ど使ってませんので…




デスク上に置いた所です。フルキーボードとほぼ同等の幅があります。
今まで奥行きに余裕があったのですが、キーボードをモニタスタンドに付く位に寄せてもこの位置。




Intuos2 i-620との比較です。こうやってみると結構大きくなっていますね。




箱に入ってた内容物。
カラーペンリングは、グリップペンの認識用。1本しか持ってなかったら気分の問題かな。




ペンとラバーグリップ、ペンスタンドです。ペンスタンドはバケツみたいな感じですね。
替え芯と芯抜きがスタンド内に収納出来る点以外はIntuos3とほぼ一緒のようです。
ペンは挿してもよし、横に置いてもよし。




ペンスタンドの下を回して開けると、替え芯と芯抜きを収納出来るスペースがあります。
最初から入っている芯は、標準芯(ポリアセタール芯)が6本(内1本はペンに付いてます)、
ハードフェルト芯(フェルト芯の耐久性をアップしたやつ?)が3本、エラストマー芯(最も摩擦係数が高い)が1本、
ストローク芯(バネが付いててペン先が上下する、ブラシのような感触)が1本です。
ハードフェルト芯とエラストマー芯を付けてシート部分を撫でてみましたが、良いぐらいの摩擦でした。
Intuos2では、マットタイプのオーバーレイシートとフェルト芯を使ってましたがそれに近いかも。
あと、エラストマー芯は芯抜きで中々抜けなかったのでハサミで軽く挟んで抜きましたよ…




付属のグリップペンに交換してみます。まずは、サイドスイッチを外します。
次にペンの先端部分を回して外し、ペンリングも取ります。
ラバーグリップをペン先部分に向かって引き抜きます。




外した状態です。この状態から…




こうなります。なんかずんぐりむっくりな感じになってますが、握り心地は悪くないです。
でも自分はサイドスイッチも使うのでこの状態はこれで最後だと思いますけどもね。




替えラバーグリップの中身ですが、左側の溝の幅が広い方をサイドスイッチの部分に来るように入れます。
説明書を読まずに替えたもんだから、最初はどう入っていたかわからないんですがね(笑)




USBケーブルは着脱式です。
ちなみに、Sサイズは右利き用と左利き用が1本ずつ、MとLサイズはこの1本。
XLは直付けになっています。




ファンクションキーがある反対側にUSBポートが2つあります。
本体裏側のスライダを動かしてカバーをスライドさせ、任意のUSBポートを選びます。
写真の位置に付けると左利き用になります。つまり、今の自分の状態です。




ここでちょっと写真は休憩して…ドライバCDの画面を少し紹介します。
セットアップメニューからタブレットドライバのインストール、チュートリアルなどが選択可能です。




先ほどのUSBケーブルとの絡みになりますが、ここで利き腕の選択をします。
左利き用にして、右利き用の向きで使うとカーソルの動きが上下左右反転してしまいます。
左利き用にして、左利き用の位置で右手で描くのは問題なしです…が、ファンクションキーに腕が当たります。
なので、これは適切に設定しないとダメですね。最重要項目です!(ぉ




写真に戻りまして、今度はファンクションキーとタッチホイールについて。
先ほど左利き用で使っていると書きましたので、ファンクションキーとタッチホイールは右側です。
S以外のサイズにはキーに何が設定されているかを表示する有機ELディスプレイが付いています。




その設定もタブレットドライバで行います。
ファンクションキー8つ(Sサイズは6つ)、タッチホイールと中央のボタンすべて自由に設定可能。




白色の有機ELディスプレイでこういう風に表示されます。
1番下のキーにPhotoShop7を設定してみました。起動ファイルはファイル名で表示されます。




こういう風にも表示可能…設定されている機能はテキトーですw
まさか設定した名前をこうやって忠実に表示するとは思ってなかったのでビックリしましたよ。
ひらがな、カタカナ、漢字、英数字、記号まで付けた名前はほぼその通り表示可能です。
「表示は全角10文字」とありますが、「、」や「。」は1文字分では無いようです。
また、10文字超える名前を付けると10文字目が「...」になります。
例えば釘宮理恵専用…さ、触ったらダメなんだからねっ!」と名前を付けると、
釘宮理恵専用…さ、触...」となる…と思います。今度試してみますね(笑)


どんな名前を付けても、本人がわかればいいのでこれも1つの楽しみですね。
実際に設定してて楽しかったですよ。




こういう風に設定します。
キーストローク、アプリ起動、デスクトップの表示、ラジアルメニュー表示などなど、
本当に自由に設定できるのが嬉しい!!…が、自分はあんまり使ってないのですけどね。


というのも、同じワコムスマートスクロールSS-200を以前から愛用しているので、
それをメインにしてIntuos4のファンクションキーとタッチホイールは補助で、という事にしています。
SS-200は生産終了しているので、もし壊れたらIntuos4のファンクションキーがメインになりそうですが。
もう1つ買っておけばよかったかなぁ、SS-200。地元家電店に去年まであったんだが…確保しておくべきだったかも。



というわけで…って、肝心の描き味に触れてないですねw


高槻やよいをintuos4で初描きしましたが、こんなにまで2と描き味違うのか!と驚きましたよ。
標準の芯でもツルツルしないんですよね。適度な引っかかりがあって描きやすかったです。
2は標準シートに標準芯だとツルツルして描きにくかったんですよね。
だからフェルト芯とマットタイプのオーバーレイシート使ってたんですが、減りが早くてコストパフォーマンスが悪いのなんの…


フェルト芯2本新品で残っているので、早速それと交換して…とも思いましたが標準を使ってからでもいいかも。
筆圧レベル2048は、対応しているソフトじゃないと働かないみたいですが、
1024でも進化したこのペンでは十分かもしれません。


まだ1枚しか描いていないので、これから色々と描いてまた気づいた点がありましたら感想を描きたいと思います。